【転職の一次面接】どんな質問がくるのか?具体的な質問と対策を解説

今回は、このような疑問にお答えします。

記事の内容

• 一次面接の具体的な質問がが分かる
• 一次面接の対策が分かる

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、転職を1回経験。当時の転職活動中に約30社は落ちました。
転職先の会社で安全管理を担当しており、本業の収入で年900万円ほど稼いでいます。

初めて転職をする方にとって、転職の一次面接のやり方についてご紹介していきます。

実際に、僕は本記事でご紹介する方法を実践して、転職の活動期間3ヶ月で転職することができました。

これからやるべき行動を知ることで、誰でも、最短で転職することができるようになりますよ。

転職の一次面接のトレンド

転職の一次面接を通過するためには、面接官の質問に対して、適切にこたえる必要があります。

一次面接の通過の確率を上げるために、事前に準備をして、対策をしておきましょう。

20代や第二新卒の方は、仕事の考え方や熱意が重視される

20代や第二新卒の一次面接では、応募者の「仕事に対する考え方・熱意」、「長く働いてくれるのか」をチェックされます。

なぜなら、20代や第二新卒の応募者は、一度は会社を辞めたり、新卒で入社した会社を数年でやめているため、社会人の経験が浅く、役に立つスキルを身に付けていないケースが多いからです。

実際に、新卒で入社はしてみたけど、自分の考えていた、想像していた業務とかけ離れている為、仕事が続かなかった方がいました。

20代や第二新卒の一次面接を通過するためには、しっかりと応募企業の研究をして、自分の価値観と合うかチェックし、長く働けるか確認する必要があります。

30代や40代の転職者は、即戦力となるかを重視される

30代や40代の中堅層の一次面接では、入社後に即戦力として活躍できるかを見られています。

なぜなら、30代、４０代の応募者は、これまでの仕事から得られた経験やノウハウが豊富にあるため、企業に利益をもたらしてくれることを期待されているからです。

実際に、30代、40代の応募者は、経験してきた「職種」、「経験内容」、「持っているスキル」と希望している仕事とマッチしているか厳しくチェックされます。

具体的に仕事で経験したことや、自分の強み・特異なスキルをしっかりアピールできる人は、一次面接を通過しやすいでしょう。

転職の一次面接を通過するためのポイント3つ

企業研究、自己分析は、しっかりできているか

一次面接をサクッと通過するためには、「企業研究」、「自己分析」の作業は必要になります。

企業研究が不足していれば、入社後にミスマッチが起きたり、最悪の場合は再度、転職することになります。

企業研究はザックリと説明すると、

• 企業のトップ（社長）は、どういう考えや方針をもっているのか？
• 会社の規模、従業員数、国内拠点、海外拠点はどうなっているのか？
• どういう製品やサービスを作って、どこに納入をしているのか？
• 過去20年は儲かっていたのか？今後10年、企業は成長し、儲かっていくのか？
• ライバル会社に対して強み、弱みは何か?そのために自分は何ができるか？
• どういう社員が働いているのか?どういう組織体制なのか?

などを事前にしっかり調査をして、企業の理解を深めましょう。

自己分析については、自分の強み、弱みを理解していないと、アピールができませんので、事前に準備をしましょう。

自己分析は以下の記事を参考にしてください。

履歴書や職務経歴書の内容と面接の回答内容は一致しているか

履歴書、職務経歴書の内容は作成した後も、しっかり覚えておきましょう。

履歴書や職務経歴書は事前に企業に送付するため、採用担当者は面接前にチェックをしています。

履歴書や職務経歴書の内容と面接の回答内容が一致していないと、どちらの内容が本当なのか採用担当者は困ってしまうかもしれません。

実際に声に出して、面接の練習をしているか

一次面接を確実に突破するためには、“明るく”、元気に”、“ハキハキ”と、さらに適切に質問に答える必要がありますので、基本的なことは必ず守ってくださいね。

面接官は、あなたが面接会場に入室してきた時点から評価をしますので、第一印象はとても重要です。

もし、あなたが採用担当者だとした場合、“暗くて”、“元気もなくて”、“モゴモゴ喋る”応募者が来たらどうですか?
採用したいですか?一次面接を通過させたいですか?

上記の応募者が面接を受けたら、面接官から高評価を頂くことは難しく、一次面接を突破することは難しいでしょう。

なので、一次面接から最終面接まで、“明るく”、元気に”、“ハキハキ”と行きましょう!

あなたの印象は面接官の記憶に残り、良い結果に結び付くでしょうし、さらに面接官の中に将来あなたの上司になる方も在籍しているかもしれませんので、好印象を与えられますよ。

【質問例①】応募者の人柄に関する内容

【質問例①】応募者の人柄に関する内容【質問例①】応募者の人柄に関する内容【質問例①】応募者の人柄に関する内容

どの企業の一次面接でも必ず質問をされるのが、応募者の基本的な情報つまり人柄に関する質問です。

自己紹介をお願いします【1分で説明】

面接官から自己紹介をお願いされた時は、「基本的な情報」を簡潔に「1分くらい」で話しましょう。

以下の要素は必ずいれて、簡潔に説明をしてください。

1. 氏名
2. 卒業した大学名と学部名
3. 在職中の会社名、事業内容、仕事内容
4. 本日の面接の意気込み

自己紹介の時も“明るく”、元気に”、“ハキハキ”と行きましょう!

自己PRもお願いします【自分の強みを説明】

自己PRを話す際は、あなたの自己分析が大変役に立ちます。

自分の「経験による強み」、「特徴的なスキルによる強み」を活かして、応募企業にどのように価値提供をしてくれるか見られます。

本当にあなたを採用してよいのか、入社後は会社に貢献をしてくれるか、確認する質問ですので、しっかり答えていきましょう。

会社のどの部分に貢献できるのか、仕事のどの部分に貢献ができるのかを説明するために、企業研究や求人内容は事前に把握してくださいね。

自己分析が済んでいない方は、以下の記事を参考にしてください。

あなたの長所・短所をいくつか教えてください【自分の特徴を説明】

「あなたの長所・短所をいくつか教えてください」という質問は、あなたをより深く理解するための質問になります。

「どんな長所があるのか」、「どんな短所があるのか」、「短所はどのように対策をしているのか」、「他に短所はないか」などを質問しますので、回答を準備しましょう。

長所については、具体例を元に説明し、仕事にもメリットをもたらすことを話しましょう。

短所については、最終的にポジティブな内容に変換できるエピソードを話すようにしてください。

例えば、物事に集中しすぎて、時間を忘れて作業します。

と回答する場合は、タイマーを掛けて時間管理をして、作業するようにしています。

を最後に加えて、面接官が不安にならないようにしましょう。

【質問例②】応募者の経験・スキルに関する内容

応募者の志望動機は、面接官が注目する質問ですので、しっかり回答をしていきましょう。

あなたの職歴を教えてください【正確に回答しよう】

職歴の内容については、職務経歴書の内容に沿って説明をしましょう。

だいたいの内容は面接官も把握しているので、簡潔に具体的に説明をしてください。

1. 在職中の社名
2. どのような製品やサービスがあるのか
3. 具体的な仕事内容
4. 学んだことは何か
5. どのようなスキルを身に付けたか
6. 入社後はどのように形で貢献できるか

職歴を説明した後は、応募企業にどのように貢献ができるかを話せるようにしましょう。

面接官によっては、仕事の姿勢（どのように仕事に取り組むのか）や指導経験、リーダー経験はあるかなども質問されますので、答えられるように準備しましょう。

仕事の実績を教えてください【数字を使って説明】

面接官は在職中（前職）での活躍や実績を聞き、応募者は実力があるのか、成果を出すためにどのような工夫や改善をしてきたのかを確認します。

なぜなら、面接官は、応募者が仕事で成果を出すために考えて行動する人かどうかを見極める必要があるからです。

実際に、回答をする際は、「数字」を使って、はっきりと回答をしましょう。

開発職であれば、既存の製品に比べて、性能を30%アップをさせました。性能を30%をアップさせるために、製品構成の70%を見直しました。製品構成を見直すために、各部署との連携を強化し、サプライヤーとも折衝しました。

というふうに、「数字」、「各部署とのコミュニケーション」、「折衝力」などのキーワードを入れて、説明するとより自分をPRできます。

退職理由を教えてください【深堀されます】

転職の面接において、「退職理由」は必ず質問をされます。

応募者は、どのような理由や背景で前職を退職しようと考えたのか、面接官は深堀をしていきますので、きちんと回答できるようにしましょう。

退職理由の回答は、なぜ今いる会社を辞める必要があったのかを説明できるようにしてくださいね。

なぜなら、退職理由は筋の通った回答をしないと、面接官に深堀をされた際にしどろもどろな回答になります。

実際に、「職場の人間関係に不満があり、退職することにしました」と回答した場合、

面接官からは、「あなたを採用して、配属先の職場で人間関係に不満がある場合はどうしますか?」という質問が来た場合、

あなたは答えることができますか。

おそらく答えることが難しいと思います。

なので、退職理由は○○○という理由で、どうしても辞める必要があったという感じにしましょう。

○○○は、例えば、

• 早期退職者に選ばれたため退職する必要がでてきた。
• 組織の体制の変更に伴い、現部署が無くなるため、退職を決意した。
• 在職中の会社が5年連続で売り上げ、利益共に下降傾向にあり、将来に不安を感じた。

どうしても現在の会社では、人員の削減が行われていて、明るい未来が見えないなどの環境的な原因で退職する必要性が出て行きます。

あなたの力では、改善できない環境下にいることを退職の理由の一つとして、面接時に説明しましょう。

転職理由を教えてください【深堀されます】

転職理由は、なぜ数ある企業から応募企業を選んだのかを説明できるようにしましょう。

今回の転職で“何を目指したいのか”、“どんなことを実現したいのか”をハッキリさせて、ポジティブな回答をしてください。

なぜなら、前職や在職中の会社・仕事内容の愚痴を伝えてしまうと、ネガティブな印象を与えてしまい、一次面接を突破することは難しいでしょう。

実際に、「製品開発をした経験や顧客との折衝に自信があるため、御社で技術営業をやってみたい」、「新製品を一から立ち上げた経験や製造プロセスの改善に強みがあるので、御社の生産技術として活躍したい」などのポジティブな回答を心がけましょう。

応募企業に対して、具体的にやりたいことやポジティブな回答があると、なぜ転職をしたいのかの説得力がグッと増しますので、自身で考えてくださいね。

【質問例③】応募者の志望動機に関する内容

当社を志望する理由をなんですか

面接官は、あなたの志望動機を聞いて、「数多くある企業から、なぜ当社を選んだのか」、「当社にどのような貢献をしてくれるのか」を確認することができます。

応募企業の社風や採用の人物像にマッチしているか、大変重要ですので、求人票や会社のHPを見て企業研究をしましょう。

応募企業の求人票や会社のHPにあなたの経験とスキルにマッチする部分がありますので、詳細に調べて共通点を探してください。

マッチした内容に対して、応募企業に、どのような貢献ができるか、どのような価値を提供できるか、を考えていきましょう。

当社でどのようなことをしたいですか

面接官は、応募者はどのような目標や夢を持った人物なのかを聞きます。

求人票の記載内容と当社のHPにズレはないか、方向性に間違いはないかを確認します。

入社後の「活躍している姿」を面接官にイメージできるようにしてくださいね。

一次面接でミスマッチがあれば、採用されることは難しいでしょうし、仮に採用されたとしても、ミスマッチの状態では長く働く事は難しいでしょう。

なので、求人票の記載内容と応募企業のHPは徹底的にチェックして、あなたの実現したい姿とマッチしているか見極めでくだあい。

【面接の基礎】面接の受け答えの対応について

最後に面接の基本となる“受け答え”について、説明します。

結論→理由→具体例→結論の流れで簡潔に説明

面接官の質問に対しては、「結論→理由→具体例→結論」の流れで簡潔に説明してください。

話が長すぎると、面接官はあなたの話についていけませんし、

逆に話が短すぎると、会話の内容が伝わりません。

なので、「結論→理由→具体例→結論」の流れに沿って、エピソードを話しましょう。

【例】

御社の製品開発の担当者として、○○○製品の開発を担当したいと考えています。

前職では、家電製品の新製品の開発を5年経験しています。その経験から、電気製品の法令や仕組みを理解した開発を得意としています。

具体的には、電化製品の省エネ化の設計や様々な機能の付与にアイディアや強みがあります。

そこで、御社では、家電製品の省エネ化や新機能の価値提供をできる開発者として、活躍したいと考えています。

上記の例を参考にして、自分の経歴やスキルをアピールしましょう。

面接では、明るく、元気に、ハキハキと話しましょう

当記事の前半でもお伝えしましたが、面接では、明るく、元気に、ハキハキと話しましょう

「話し方」で相手の印象は、大きく変わりますので、面接の始めから終わりまで、ニコニコと話してください。

面接会場で、あなたの表情が暗かったら、面接官は心配します。

あなたに元気が無かったら、面接官はさらに心配します。

あなたがハキハキと話さなかったら、会話の内容に自信が無いと思われます。

なかなか、普段から、明るく、元気に、ハキハキと話す機会はないと思いますが、面接の基本になります。

面接日が近くなりましたら、日常的に“明るく、元気に、ハキハキ”と話せるようにしましょう。

【まとめ】一次面接の質問について、事前に回答を準備しよう

この記事では、一次面接の具体的な質問と対策をまとめました。

本記事の対策をしっかり行い、一次面接を突破してください!

面接を受ける中で、一次面接で落ちてしまうことがありますが、その際は“なぜ落ちたのか”をノートにまとめましょう。

まとめた後は、次の面接に活かしましょう。一つずつ、面接の改善をしていき、進めて行きましょう。

一次面接を突破した後は、二次面接が待っていますので、事前に対策をしてくださいね。

当ブログでは、転職活動に関わる情報をまとめているので、より具体的なロードマップは以下の記事を参考にしてください。

記事を読み終えたら、さっそく転職にチャレンジしましょう!