高卒の者ですが、大手企業に転職できますか?
高卒から大手企業へ転職できる方法を教えてください。
今回は、このような疑問にお答えします。
記事の内容
- 高卒でも活躍する場はたくさんあることが分かる
- 年収をアップさせるための転職の方法が分かる
- おすすめの転職先の業界が分かる
本記事の信頼性
この記事を書いている僕(大卒)は、転職を1回経験しました。
転職先の会社で安全管理を担当しており、本業の収入で年900万円ほど稼いでいます。
私の工場では、課長クラスにも高卒出身の方が数人いますし、主任以上の高卒の方はたくさんいますね。
高卒だからといって、転職を諦めたりする必要はありません。
高卒でも大手企業への転職や給料をアップしたい方にとって、転職のコツについてご紹介していきます。
実際に、私の知り合いは本記事でご紹介する方法を実践して、転職の活動期間3ヶ月で転職することができました。
これからやるべき行動を知ることで、高卒でも、大手企業の社員として転職することができるようになりますよ。
3分で読めるので、高卒で転職をしたい方は、最後まで読んでみてください。
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高卒の転職の現実はどうなっているか?
高卒で転職する際は、転職の手順を理解し、しっかりと対策を行えば転職はできるでしょう。
高卒の方が転職を「難しい」、「できない」と感じるのは、転職の情報を上手く拾えていない可能性もあります。
以下の記事で、高卒の転職の実態と把握していきましょう。
「高卒歓迎」、「学歴不問」、「未経験歓迎」の求人もあるため転職のチャンス
ハローワークの求人や新聞のチラシ内にも「高卒歓迎」、「学歴不問」、「未経験歓迎」のキーワードを見つけることができます。
色々なところに転職の情報が転がっているので、先ずは自分で探してみて、どのような求人があるのか確認しましょう。
現在は、少子高齢化に伴い若手社員を確保することが難しくなっています。
なので、高卒でも正社員として募集を行う企業はありますので、情報収集はマメにやっておきましょう。
ハローワークの求人や以下のリンク先から、転職に関する情報収集して、良い求人や働きたい求人はないか探してみてください。
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学歴やスキルによって応募できない求人もあり
応募したい企業の中に、働く条件として「大卒以上」、「Excelの関数、統計ができる方」など、学歴やスキルに制限をかけている企業もいます。
学歴や即戦力を重視している企業に対して、応募することは難しいことも事実です。
応募条件を満たすことができない企業は諦めて、自分の転職条件に合った企業を探すことをおすすめします。
仮に応募条件を満足しないまま入社できたとしても、仕事内容がミスマッチするかもしれません。
なので、あなたのスキルや経歴を考慮して、転職したい企業を探しましょう。
企業研究は以下の記事を参考にしてください。
高卒の給料はどのくらいか?
1年目の初任給はどのくらい?
平成30年の厚生労働省の調査では、男女計の場合
大学院卒の初任給:約238,000円
大学卒の初任給 :約206,000円
高専・短大卒 :約181,000円
高卒 :約166,000円
という結果になりました。
私が新卒で入社した大手自動車部品メーカーの初任給は、約210,000円でしたので、厚生労働省の調査結果と一致しています。
また、同期の高卒の給料は約160,000円でしたので、これも厚生労働省の調査結果と一致。
毎月の給料に5万円の差があり、年間で60万円の差となります。
さらにボーナスの金額も併せると、100万円以上の差になるので、中古の軽自動車1台分の差が生じます。
どの企業で働いても大卒と高卒の賃金に差はあり、変えることの無い事実です。
私は大卒の給料を貰っていましたが、博士課程後期修了の方はさらに5万円も多く貰っていました。卒業した学歴による差は大きいですね。。
産業別の初任給はどうなっているのか?
平成30年の厚生労働省の調査では、男女計の場合
初任給が高い順に
1.学術研究,専門・技術サービス業
大学院卒の初任給:約266,000円
大学卒の初任給 :約224,000円
高専・短大卒 :約180,000円
高卒 :約167,000円
2.金融業、保険業
大学院卒の初任給:約241,000円
大学卒の初任給 :約204,000円
高専・短大卒 :約167,000円
高卒 :約148,000円
3.情報通信業
大学院卒の初任給:約235,000円
大学卒の初任給 :約215,000円
高専・短大卒 :約188,000円
高卒 :約164,000円
という結果になりました。
業界により学卒と高卒の初任給の差が大きかったり、小さかったりしていることが分かります。
高卒で最も初任給が高いのは、建設業であることが分かりました。
転職先を検討する際は、業界の給料はどのくらいか確認しておきましょう。
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高卒の方におすすめしたい業界5つ
高卒の方でも比較的に転職しやすい、かつ年収アップも見込める業界を紹介します。
以下のおすすめの業界の中で、あなたに合う業界があれば、さらに深く調べたり、応募すると良いでしょう。
サクッとおすすめの業界を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.製造業
我々の身の回りの製品を製造している業界である「製造業」はおすすすめです。
自動車を作っている「トヨタ」、「日産」、「マツダ」などは製造業にあたり、自動車部品やスマートフォンも作っている企業も製造業にあたります。
自動車業界は、国内だけではなく国外に自動車を輸出をしていますので、製造現場はものづくりで忙しい状況です。
自動車業界には、開発部門、製造部門、購買部門、営業部門など多岐にわたりますが、高卒の方は製造部門への転職をおすすめします。
製造部門では、「未経験の方」、「高卒の方」、「若手の方」を募集していますので、転職のチャンスと言えるでしょう。
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2.IT業界
近年、IT技術は急速に成長し、我々の生活欠かせない技術です。
大手企業では、業務の効率化や省人化、管理の効率化を進めるためにAi、IoT、DXなど、様々技術を取り入れています。
IT業界は、技術の進歩が速いため、技術を柔軟に受け入れ、かつ将来的に成長をしてくれる若手の人材を募集する傾向です。
IT業界には以下の職種があります。
- システムエンジニア(組み込み、IoT)
- 自動運転開発エンジニア(自動車)
- ソフトウェア開発(スマホアプリ)
- Webディレクター
- Webデザイナー
などがあります。
IT業界で働くメリットは、在宅で仕事ができる職種もあるため、働き方に柔軟性があります。
さらに、IT業界で学んだスキルや経験を副業などに活かせる可能性もあるため、副業を始めたい方は適切な業界でしょう。
3.土木・建設業界
住宅を建てる、ビルを建設する、橋を作る、道路を作る仕事は、全て土木・建設業界が担当しています。
製造業と共に我々の生活に欠かせない業界であるため、衰退していくことは考えにくいでしょう。
というのも、経済の発展、生活水準の向上には、土木・建設業界が必要です。
土木・建設業界では、建設機械や重機を使う人が不足しているため、若手の採用を積極的に行っています。
作業員がいなければ、建設機械や重機を動かすことはできません。
建設機械や重機を扱う仕事、泥臭い仕事が好きな方はおすすめの業界です。
4.介護業界
日本では少子高齢化に伴いお年寄りが多い状況なので、多くの介護士が必要です。
体力に自信のある方や、お年寄りと話すことが好きな方は、介護業界はオススメできます。
というのも、介護の仕事はお年寄りの生活の補助をするため、体力とコミュニケーションが必要になるからです。
数多くの施設で、未経験の方や若い方の人材を募集しているので、近所に募集している施設があれば情報収集をしてみましょう。
体力に自信が無い方でも、食事補助、排泄補助などの仕事はありますので、問題なく働けますよ。
5.警備業界
警備業界は高齢化が進んで若手の人材が不足しているため、おすすめの転職先です。
というのも、警備の仕事は、土日の勤務や夜勤があるため、若い方は警備の仕事を選びません。
なので、体力に自信がある方や休日手当を貰ってガンガン稼ぎたい方は警備会社はおすすめです。
実際に、私は工場の安全管理を担当していて、大手の警備会社の方と話す機会があり、若手の人材確保が難しいとのこと。
休日に出勤することに抵抗があるかもしれませんが、逆に平日がお休みなので、他の会社員とは差別化できます。
平日に普段なかなか行けないお店や観光地でリフレッシュしたり、趣味に没頭することも良いでしょう。
警備会社の仕事に興味があれば、転職先として検討してください。
若手で募集する方は少ないと思うので、サクッと転職して、警備業務に就きましょう。
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高卒の転職活動に役立つ資格とは?
今回、紹介したおすすめの業界は以下になります。
- 製造業
- IT業界
- 土木・建設業界
- 介護業界
- 警備業界
上記の業界であれば、特に資格を取得してなくても採用はされるでしょう。
仕事で資格が必要になった時に、資格の勉強を始めるイメージで問題はないです。
ただ、職場まで遠いかつ公共の交通機関を利用できない場合は、普通自動車運転免許は持っておくと良いでしょう。
業務内容によっては、普通自動車運転免許が必要になるケースもあります。
運転免許を最短で取得したい場合は、合宿して運転免許を取得することがおすすめです。
》運転免許を取得するなら激安企画コース満載!yi免許
資格を取得していることで、転職がスムーズに行くケースもあるので、以下の記事で確認しましょう。
私は合宿所に入って、たった18日(免許試験も含む)で免許を取得しました。
高卒者が転職前に必要な準備は?(5つを解説)
転職活動を効率的に進めるために、事前に準備が必要です。
応募企業には必要な資料を提出するケースや転職エージェントに送付する資料があります。
一つひとつ丁寧に作成し、転職エージェント、応募企業に資料を送付しましょう。
自己分析(自分の強み・弱み、スキル、経歴の棚卸)
自分のスキルや経験、魅力をアピールするために自己分析は必要です。
自己分析で自分の特徴を理解していなければ、応募企業にしっかりと魅力を伝えられないでしょう。
また、自分の魅力が分からなければ、履歴書が作成できなかったり、面接が上手く進まないことが予想されます。
自己分析をやるための時間を作って、コツコツと進めてください。
具体的な自己分析の方法は、以下を参考にしてください。
業界・企業研究(応募企業の業界、会社の特徴の把握)
次の職場で長く働くため、自分のスキルアップのために、業界・企業研究をしましょう。
自分が応募したい業界、企業は、自分のやりたいこと、価値観に合ったいるか否か確認してください。
あなたと企業の間にミスマッチがあれば、長く働くことは難しい可能性も。
自己分析の結果を参考に、働いてみたい業界、企業を研究してくださいね。
具体的な自己分析の方法は、以下を参考にしてください。
応募書類の作成(履歴書、職務経歴書)
自己分析と企業研究の結果を活かして、自分の魅力を書いてください。
書類選考で落ちないために、履歴書・職務経歴書の内容に不備や誤りが無い書類に仕上げましょう。
応募書類であなたの魅力が伝わなければ、次の選考に進むことは難しいので、書いた後は何度も読み直してください。
この後で説明しますが、履歴書・職務経歴書を書き上げた後は、転職エージェントのアドバイザーの方に確認をしてもらいましょう。
転職のプロに確認してもらうことで、より魅力的な応募書類に仕上がります。
Webテストの対策
書類選考の前後で、応募者の基礎能力を調べるためにWebテストを実施する場合があります。
中途採用では、応募者のスキル、経験などを中心に見られますので、Webテストは参考程度の企業が多いです。
しかし、Webテストで不採用になるケースもあるので、事前にWebテストの対策をしましょう。
Webテストの対策は、以下の記事が参考になります。
》転職のWebテストは難しい?対策のポイントを解説!参考書も紹介!
面接対策
書類選考、Wedテストを通過した後は、面背のステップになります。
実際に、企業の採用担当者と会って、自分の魅力を伝えたりするのが面接です。
入社したい気持ちをぶつける場になりますので、失敗しないために事前に対策をしましょう。
応募書類と面接の回答内容に違いが起きないように、送付した書類の内容は確認してください。
面接では、あなたを知るために数多くの質問を受けますので、端的に回答しましょう。
面接の対策は、以下の記事が参考になります。
》【転職の面接対策】転職面接でよく聞かれる質問の対策!|書籍も紹介
高卒の転職活動の服装・身だしなみ
転職の面接において、見た目の印象によっては面接の評価へ影響してしまうことがあります。
なぜなら、面接時の服装、身だしなみで、入社後も活躍してくれることも考えている為、
「寝ぐせ」
「スールのしわ」
「靴の汚れ」
がある状態では、とても活躍してくれそうに思えません。
また、その服装・身だしなみの状態では、営業活動に行かせることも難しいでしょう。
なので、転職・就職の面接では、服装・身だしなみは、しっかりと取り組み、自分の印象をアップさせてくださいね。
以下の記事から、面接官が服装・身だしなみの何をチェックしているか確認しましょう。
》【転職活動の身だしなみ】面接時の服装・髪型・小物をサクッと解説!
高卒の方におすすめの転職サービス3つ
初めて転職活動をされる方は、以下の転職サービスを利用して効率的に進めて行きましょう。
ハローワークの利用
直ぐに求人を確認したい方は、ハローワークがおすすめです。
ハロワークはあなたの近所にある企業を中心に紹介をしてくれます。
また、採用の担当者からも、転職に関わるアドバイスも頂けます。
地元で就職を考えている方は、以下のインターネットサービスから求人を探してください。
働いてみたい求人があれば、実際にハローワークの窓口に行って、選考を進めて行きましょう。
転職サイトの利用
直ぐに求人を確認したい方は、ハローワークと同様に転職サイトもおすすめです。
現在は、アプリのダウンロードで簡単に求人を検索できます。
あなたの希望条件に沿った検索ができるので、今どのくらいあるのか確認してみましょう。
求人を検索する際は、以下のキーワードを入れて、転職をスムーズに進めてください。
「未経験者歓迎」、「高卒の方歓迎」、「学歴不問」
などのキーワードがあれば、企業に応募できるでしょう。
転職エージェントの利用
転職のプロのサポートを受けながら転職したい方は、転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントは求人紹介以外に、転職活動に関わるサポートをしてくれます。
履歴書、面接について、アドバイスを聞きたい方は、おすすめできるサービスです。
気になる方は、以下のリンク先から相談してみてください。
》20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】
まとめ|高卒の転職もしっかり対策しましょう
高卒でもしっかりと転職の対策をすれば、仕事に就くことはできます。
初めて転職活動で不安な方は、転職エージェントに相談しましょう。
あなたが目標を決めて転職活動に取り組んだら、働きたい企業に入社できるかもしれません。
本業と転職活動の両立は大変かもしれませんが、スキマ時間の利用と努力で対応できるかと思います。
記事を読み終えたら、さっそく転職エージェントに登録したり、転職サイトの求人を確認しましょう!
》20代に特化した就職・転職サービス【第二新卒エージェントneo】
》専任のカウンセラーがマンツーマンでサポート【えーかおキャリア】
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