初めての転職です。
転職の面接の対策が分かりません。
面接の対策方法が知りたいです。
今回は、このような疑問にお答えします。
記事の内容
- 転職の面接のやり方が分かる
- よくある質問について、回答の準備ができるようになる
本記事の信頼性
この記事を書いている僕は、転職を1回経験。
転職先の会社で安全管理を担当しており、本業の収入で年900万円ほど稼いでいます。
初めて転職をする方にとって、転職の面接のやり方についてご紹介していきます。
実際に、僕は本記事でご紹介する方法を実践して、転職の活動期間3ヶ月で転職することができました。
これからやるべき行動を知ることで、誰でも、最短で転職することができるようになりますよ。
3分で読めるので、最短で転職をしたい方は、最後まで読んでみてください。
なぜ転職の面接対策をやるのか?
あなたがしっかり書き上げた「履歴書」、「職務経歴書」について、事前に面接の練習無しで本番に挑むと色々な問題が発生します。
「履歴書」、「職務経歴書」に「書いた内容だけ説明すればいい」と考えていると、本番の面接会場で緊張してしまって、言いたいことが言えなかったり、忘れてしまったりすることが考えられます。
上記のトラブルを起こさないためにも、事前に転職の面接の練習をやっておきましょう!
転職の面接は、全体の面接の流れや質問について、だいたいは予測できるので、事前に質問の意図を把握し、面接の練習をすることが大切です。
転職の面接の効果的な練習方法とは
これから転職の面接のポイントについて解説します。
転職の面接の現場を「イメージ」すること
転職の面接の練習は、実際の面接会場を頭の中でイメージして、回答を話す練習をしてみてください。
想定質問に対して、しっかりとスラスラ回答出来たら問題はありませんが、途中でつまづいたり、喋れなかった場合は、まだ練習は不十分となります。
上手く回答できなかった際は、文字に起こしてみてください。
文字に起こすのが難しい場合でも、回答のイメージができたりしますので、単語でも、短文でもいいので、書いてみましょう。
一度、書き上げた文章を読んでみて、内容に不備がある場合は、アピールするべきポイントは何か考えてみて、回答を書きだす→喋る→修正→喋るの工程を繰り返していきましょう。
この繰り返しにより、回答の精度が上がっていきますので、地道に取り組んでくださいね。
回答内容の精度が上がった後は、
- 回答が長くなっていないか
- 声量は大きすぎないか
- 話す速さは適切か
などをチェックしてみてください。
話す声量やスピードについては、お手持ちのスマートフォンを使用して、自分自身を録画して確認してみましょう。
そして、録画した内容をチェックして、あなたの面接の回答内容や声量などをチェックしてください。
転職面接の練習方法のまとめ
転職面接の練習方法の手順は以下になります。
- 想定質問の回答を声に出す
- 上手く回答ができなかった
- A4の紙に回答内容を書きだす
- もう一度、回答を声に出す
- 回答内容に不備があれば修正
- 回答内容の精度を上げるために④⇔⑤を繰り返す
- 回答内容は長すぎないか、短すぎないかチェック
- 声の大きさのチェック
- 話すスピードのチェック
- 話す表情のチェック
面接の練習を重ねていくうちに、コツをつかめますので、先ずは練習をしていきましょう!
面接の練習に緊張感が欲しい方は、あなたの家族や兄弟、友人に面接官をお願いしてみてください。
本番の面接のように、適度な緊張感を持って練習ができると思います。
転職の面接でよくある質問リスト
転職の面接でよく聞く質問を載せますので、是非チェックして、最終面接も合格しましょう!
あなたが応募した企業によって、面接で聞かれる質問は異なるかもしれませんので、予想される質問を幅広く抑えてください。
自己紹介や職務経歴などの基本情報
自己紹介はあなたを印象付けるパートになりますので、明るく、元気に、ハキハキと「自己紹介」、「職務経歴」などを簡潔に話してください。
ここで、しっかり話すことができれば、面接の自信がついて、このあとの面接も上手くいきますので、事前に準備してきましょう。
【質問】
- 簡潔に自己紹介をお願いします
- 職務経歴や前職の仕事を教えてください
- 前職の実績やリーダー経験はありますか
- その実績や経験から学んだことや活かしてることはありますか
- 前職の仕事の中で最大の失敗や挫折経験があったら教えてください
- その失敗や挫折経験から学んだことは何かありましたら教えてください
【回答例】
現職では、新卒で入社をしてから6年の間に、製品開発、製造技術、技術営業に携わりました。
商品の開発から、試作品の製造、量産時の立ち上げなど、さまざまな業務を経験しています。
量産時の製造現場では、オペレーターの方に指示やリーダーとして活躍しましたが、今後は市場の要求に沿った新製品を開発したいと考え、海外のトップシェアを複数持つ御社に応募いたしました。
今回の転職する理由や退職に至った経緯
退職理由と転職理由は必ず聞かれますので、しっかりと準備をしていきましょう。
なぜ退職する必要があるのか、なぜ弊社に転職をしたいのか、という転職活動の根幹(軸)に関わるので、あなたの回答に一貫性を持たせる必要があります。
私は御社に入社できた際は○○○○〇をやりたいが、
現職では○○〇○○ができないことが分かった。
私の○○○○○を実現したいため、転職を決意しました。
というストーリーで話せると、聞く相手も分かりやすいと思いますので、参考にしてください。
【質問】
- 転職を決断した背景や理由を教えてください
- なぜ前職の会社への入社を決断したのか教えてください
- 前職に対して不満はありましたか。その改善のために行動はとりましたか
- 退職をしてからの休養期間が長いようですが、この期間は何をしていましたか
- 前職の内部の異動は希望しなかったのですか
- 今回の転職で実現したいことはありますか
【そのほかの質問】
- 前職での経験年数が浅いですが、そこに留まることは考えなかったのですか。
- 転職の回数が多いようにみえますが、何か特別な理由などはありますか。
- 退職してからの働いていない期間がありますが、何かされていましたか。
- 家族には相談しましたか。転職することに抵抗はありませんか。
【回答】
現職では、新卒で入社をしてから6年の間に、製品開発に携わりました。現職の部署は事業の縮小により、解散することが決まり、異動することになります。さらに、異動する部署は、間接部門であるため私の過去の経験を活かす機会が減ることが決まっています。私が実現したいことができないことが分かり、退職を決意しました。今後も、開発業務の仕事を続けたいと考えていますので、転職することを決意しました。
あなたのスキル・能力について
あなたがこれまでの仕事で得た経験やスキル、能力について、具体的に話せるように準備をしておきましょう。
話す際は、簡潔かつ具体的に説明することで、あなたと一緒に仕事をするイメージができますので、回答する際は注意してくださいね。
【質問】
- 弊社で生かせる業務経験やスキルなどはありますか。
- 弊社が位置する業界で、あなたのスキルを生かすことができますか。
- 弊社では幅広い年齢の方が現場にいるのでコミュニケーション能力が必要です。
あなたのコミュニケーション能力は生かせますか。 - 前職での失敗したことや、成功したことがあれば教えて頂けますか。
- 弊社はグローバルに活動している為、英語を話すスキルが必要です。
あなたの語学力を教えてください。
【回答】
前職では、6年間に「製品開発」や「製造技術」、「技術営業」に携わってきました。それぞれの仕事のシーンで年齢も役職も違い、さらに社外の方と共に仕事を円滑に進めてきましたので、相手の事を深く理解できるスキルやコミュニケーション能力はあると考えています。現職は海外向けの製品も取り扱っており、また、海外のお客様と話す機会があるので、語学力には自信があります。直近の業務では、私が開発した量産品を海外および国内のお客様に製品PRや折衝し、5件の受注に成功しています。私のコミュニケーション能力や製品開発力は、海外で事業を展開している御社でも生かせると考えております。
転職の面接の深堀に対する対策
転職の面接で自己紹介や志望動機、転職理由を回答した後に
- 「どうしてそう思ったのですか?」
- 「もう少し詳細に教えてください」
- 「他に理由はありますか」
など必ず深堀されます。
面接官の質問には、しっかりと回答したはずなのに、、、
さらに質問がくると焦ったりしますよね。。
その焦りや不安を取り除けるように、以下に解説しますね。
転職の面接で深堀される理由とは
面接官から、色々な質問を受けて回答した後に、さらに質問をする理由は、回答した内容をイメージできなかったり、具体性がないことが理由です。
応募先企業の採用担当者は、以下の5点を確認したい目的があり、それが満足するまでは、深堀をしてきます。
- あなたの転職の本気度を知りたい
- 志望理由と転職理由に一貫性はあるのか確認したい
- あなたを採用後、長く会社に貢献してくれる人物か確認したい
- あなたの希望している仕事と募集職種に異なる点はないか判断したい
- 「履歴書」や「職務経歴書」の内容に異なる点はないか、もっと詳細を知りたい
応募先企業の採用担当者は上記の内容を意識しています。
あなたが回答する際は、面接官が納得できるように回答の中身に問題は無いか確認が必要です。
面接時の深堀りを対応するために自己分析は効果的
自己分析を適切に取り組むことで、面接時の回答の質はグンと上がります。
逆に自己分析の取り組み方に問題があれば、面接時に深堀されて困ることに。。
自己分析をしっかりやることで、あなた自身の物事に対する考えや価値観が見えてきますので、深堀されても確実に答えることができます。
あなたの過去の行動や経験には、必ず理由がありますので、自己分析はじっくりやりましょう。
自己分析の完成度が高いほど、履歴書や職務経歴書の作成、面接対策の負荷が軽減されます。
面接の練習が上手く進まないときは、もう一度自己分析をやってみてくださいね。
おすすめの転職面接の書籍
現在、面接の対策について悩んでいる場合は、本がとても役立ちます。
あなたの悩みに関するノウハウが書いてある本を参考にすることで、自分自身では解決できないことをスピーディーに解決できるかもしれません。
転職の面接対策に関する書籍は、あなたの知らない知識を身に付けるためだけでなく、同時に今必要なノウハウや解決策を教えてくれるものです。
また、事前に読書で知識を身に付けておくことで、より深く面接の対策について知ることができる可能性もあります。
是非、下記に紹介する本を読んでみてください。
面接・面談の達人 目には見えない力を鍛える125の問い
最近、よく聞くようになった「非認知スキル」というキーワード。
本書籍を読むまでは、はっきり理解できていなかったキーワード なのですが、一読して納得できました。
非認知スキルとは、物事に対する考え方、取り組む姿勢、行動など、日常生活・社会活動において重要な影響を及ぼす能力。
非認知スキルは自分の頭で理解しようとするよりも、 自分なりの答えを探し始めて、その重要性や影響力が身についてくる感覚ですね。
本書籍は365日分のページ数が割かれているので、その日に合わせてどこかのページを読んでみるのもオススメです。
面接官の心を操れ! 無敵の就職心理戦略
本書籍は、転職活動中の方や就職活動中の学生さん、さらに人事担当者までも役立つ、科学的根拠を基にした面接対策本です。
これから転職活動をしていく方が、はじめての面接を「どのように進めていき」、「どう対策をしていくのか」といった質問にどう対処していくべきなのかを詳しく解説しています。
しかも、
- 「ネクタイの色は何がいいのか」
- 「より良い第一印象を作るにはどうしたらいいのか」
など、すぐに使えるワザもあり、直近で面接が迫っている方にもオススメです。
採用側の本音を知れば就職面接は9割成功する
本書籍は、面接の対策として、より実践的な内容となっています。
書籍内には、面接で質問をされる事の本音と建て前が書いてあり、書籍のボリュームとして十分にあります。
すべての質問に対して、自分の言葉で回答を準備できれば、面接で適切に回答できると思います。
それ以外の役立つ内容として、
- 性格のチェック
- 一次面接、二次面接の対策
- 面接時の話し方や作法について
面接の対策として、面接自体に慣れることが必要なので、志望度の低い会社で経験を積みながら、実力を身に付けていきましょう。
また、あなたを評価する会社の人事も人間です、リラックスして面接に参加してくださいね。
まとめ|転職の面接対策の準備はしっかりやろう
あなたが最短で転職をしたいと考えているなら、本ブログの面接の対策を学んで進めて行きましょう。
一次面接の事前準備と対策をしたい方は、以下の記事を参考にしてください。
》【転職の一次面接】どんな質問がくるのか?具体的な質問と対策を解説
記事で紹介した面接の対策については、時間が掛かるかもしれませんが、確実に内定に近づくと思いますので、しっかりと準備して取り組んでみてくださいね。
あなたの面接対策の結果を活かして、あなたのことをどんどんアピールしていきましょう!
あなたが転職活動を3~6ヶ月間、本気で取り組んだら、人生が大きく変わります。
現職と転職活動の両立は大変かもしれませんが、スキマ時間の利用と努力で対応できると思います。
記事を読み終えたら、さっそく転職にチャレンジしましょう!
》【転職者必見】最短で転職するためのロードマップ!8つの手順を解説
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